HGUC ジムクゥエル⑥
まず、アーマー裏にエポパテ詰めます。
詰める前に当然メンソレ-タムを塗っておきます。
乾燥後に表面を平らにやすります。

詰めていたパテをアーマーから取り外して、平らにした部分をプラ板に瞬着の点付け で接着。
プラ板をエポパテガイドに切り出す訳です。
エポパテは使い捨てです。もったいねー

こんな感じでエポパテをガイドにプラ板を切り出します。
あっ!!そうそう。言い忘れましたが、
プラ板を切り出す前にエポパテの厚みを計っておきます。
腰のフロントアーマーの場合は厚さが2mmでした。
なので、0.5mmのプラ板で4枚積層出来ますが、今回は0.5mmを3枚使い、
あと残り0.5mm分はエポパテで埋めることにします。
この理由は後で説明します。

左からフロントアーマーの裏側、取り出したエポパテ、
エポパテガイドに切り出したプラ板です。

切り出したプラ板です。まずは3枚ほど。
切り出したプラ板に加工するラインを書き込みます。

均一幅のラインではなく2mmと1mm幅にしました。
この方が単調にならないかなぁと。
切り出したプラ板を加工していく訳ですが、細かい切り出しに私はこれを使います。

GSIクレオス Mr.ラインチゼル
スジ彫り用のツールですが、写真下のタガネと比較すると
①スジ彫りの際に線がそれやすい
②先端が鋭利すぎるため簡単に深く入りすぎてしまう
これらの理由から私的にはスジ彫りには向いていないと思います。(クレオスさんごめんなさい)
スジ彫りにはタガネです(きっぱり)。
ただ、②の理由から深く入りすぎるのを利用してパーツを切り離すのには向いています。
そうです。開口や切り出しには向いています。
私にとっては最高のツールです!!
先端の比較です。

両方とも0.15mmです。

タガネと比較すると先端がカギ状になっています。そしてかなり鋭利です。
この形状が深く彫る(開口する)のに最適です。
ただし、あまりに鋭利なので怪我には注意です。
あと、欠点としては替刃の交換がめんどくさい(かなり硬い)です。
もうひとつ、現在何mmのラインチゼルを使っているか表示がないので分からない。
クレオスさん、改善してくださ~い!!
そしてガイドテープにはこれを使います。

ダイモテープの透明
なぜ透明がいいかというと当然のことですが、貼っている部分も見えていた方が位置が決めやすいです。
今後ダイモテープ購入を考えてる方は透明を選択して下さい。
絶対おすすめです!!
これらを用いてプラ板の加工をします。

こんな感じでスジボリを入れるように切り出していきます。
切り出したものがこちら

切り出した内側が真っすぐではないので、やすりで削ります。

このような精密やすりが便利ですよ。
次にこれと加工していないプラ板を重ねてから加工した方の内側を
ペンでなぞり、ラインを写します。

ここから更に内側にラインを追加していきます。(幅1mm)

これを切り出したものがこちら

右から第1層目、第2層目、無加工の第3層目です。
この3枚を重ねた状態で流し込み接着剤で張り合わせます。

左が貼り合わせただけの状態、
右は貼り合わせた段の内側を0.2mmのタガネでスジ彫りしたものです。
スジ彫ることにより、より立体感が増すと思います。
これをアーマーにはめ込むとこんな感じです。

フロントアーマーの裏が完成しました~


ここまで2日以上かかちゃいました。
次はリアアーマー裏の加工です。
リアアーマー裏はよく見えるのでもう少し細かいディティールを目指します。
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