模型開口堂

ゆっくりプラモデルを作っていきます。模型雑誌のコンテストにも定期的に参加していきます。

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マイナスモールドの開口

マイナスモールドの開口のお話。


以前にコメント欄でumezawaさんに「マイナスモールドの開口はどのようにしてますか?」と質問がありましたので、今回説明させていただきます。

私はブログのコメント欄に書き込んでくれた質問には全て答えていくつもりなので、分かりにくいことがあれば、どしどし質問してくださいね。



開口は大きいものの開口は簡単です。なぜなら、刃を90度方向から2回入れられるので、簡単に角が作れるから。

しかし、マイナスモールドの場合、1方向からしか刃を入れられないので、難易度が上がります。

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答えを先に言うと、カンナ掛けして角を作っちゃえばいいんです。


では、解説します。

まず、使う道具ですが、

①アートナイフ(NTカッターの刃が30度のもの)

CIMG1858_convert_20120313065156.jpg

②ラインチゼル0.2mmか0.15mm(以前は0.15を使っていたが、折れやすいので、最近は0.2mm)

CIMG1132_convert_20111103202920.jpg

画像の上のものがラインチゼル。0.3mmが元々付いていますが、0.3mmだと太すぎてうまくいかないので、替刃を購入してください。


③ハセガワトライツールのモデリング チゼル 1 (模型用ノミ平細)

CIMG1862_convert_20120326231836.jpg

CIMG1863_convert_20120326231902.jpg


これは細い平の彫刻刀なら何でも良いです。これを使ってうすうす攻撃するわけです。




製作です。

まずはマイナスモールドを入れたい場所に印をいれます。私はシャープペンを使っています。

最近のシャープペンは書くごとにシャープの先が尖っていく「クルトガ」というすぐれものがあります。

クルトガがこちら

CIMG1861_convert_20120326231750.jpg


これで印を入れます。

CIMG1864_convert_20120326231926.jpg


次にその印に沿って、平の彫刻刀をぶっ刺します。この時、全てを開口する必要はなく、刃が入るところまでで十分です。

CIMG1865_convert_20120326231953.jpg


これを裏から見ると、彫刻刀が刺さった部分に白いスジが出来ます。

USBスコープ画像
Image_convert_20120326232119.jpg


見えますでしょうか?この白いスジに沿って、平の彫刻刀でプラ厚の半分くらいになるようにうすうす攻撃。最初は彫る感じで良いですが、最後はカンナ掛けの要領でなるべく平らになるように。

CIMG1867_convert_20120326232018.jpg

USBスコープ画像
Image2j_convert_20120326233655.jpg


次に表に返して、先程彫刻刀を刺した部分に沿ってラインチゼルで開口します。

CIMG1870_convert_20120326232044.jpg

注意!!このときもう一度彫刻刀をぶっさしたくなりますが、刺してしまうと彫刻刀が全て貫通してデカイ穴があいてしまうので、気をつけて下さい。開口には開口に適した道具(ラインチゼル)を使いましょう。

開口した部分の拡大画像(USBスコープ画像!!)

Image3_convert_20120326232254.jpg

このままですと、よく見て欲しいのですが、開口した部分はササクレが残っているし、拡大すると角が綺麗な長方形にはなっていません。

拡大しても綺麗な長方形に見えるように開口していきます。


まず、角になるべき位置までアートナイフを入れます。角の部分まで刃先が入ったら、カンナ掛けの要領で刃先を横にスライドさせます。この時、「クンッ」って音がします。この「クンッ」って音が角が出来た証拠だと私は思っています。

これを絵で説明すると


繝励Ξ繧シ繝ウ繝・・繧キ繝ァ繝ウ・谷_convert_20120327003931





同じように4つの角をカンナ掛けの要領で角を作っていきます。

すると、こんな感じで開口できます(表から見たもの)。

USBスコープ画像
Image4_convert_20120326232326.jpg


これを裏から見ると

USBスコープ画像
Image5_convert_20120326232356.jpg


こんな感じで裏は完全には綺麗になっていないので、最後にもう一度裏から同じように4つ角を作るようにアートナイフを入れます。



裏から見ても綺麗な長方形になっていることが非常に重要です。表から見ても、裏から見ても綺麗な長方形になっていれば、長方形の形に平行に開口してることになります。

完成したマイナスモールドを表から見ると

USBスコープ画像
Image7_convert_20120326232505.jpg


裏から見ると

USBスコープ画像
Image6_convert_20120326232429.jpg


こんな感じになっていれば、塗装後も綺麗なマイナスモールドになっているはずです。

試してみてください~

今回やっとUSBスコープが大活躍しました~(実はこのために購入したのに忘れてました・・・)

ただし、めっちゃ拡大するので、あんまり綺麗ではないですが、拡大してなければ意外と綺麗に仕上がっています~

ではでは。



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HGUC ジムクゥエル⑥

アーマー裏の加工です。

まず、アーマー裏にエポパテ詰めます。

詰める前に当然メンソレ-タムを塗っておきます。

乾燥後に表面を平らにやすります。

CIMG1096_convert_20111025063304.jpg

詰めていたパテをアーマーから取り外して、平らにした部分をプラ板に瞬着の点付け で接着。

プラ板をエポパテガイドに切り出す訳です。

エポパテは使い捨てです。もったいねー

CIMG1150_convert_20111104191129.jpg


こんな感じでエポパテをガイドにプラ板を切り出します。

あっ!!そうそう。言い忘れましたが、

プラ板を切り出す前にエポパテの厚みを計っておきます。

腰のフロントアーマーの場合は厚さが2mmでした。

なので、0.5mmのプラ板で4枚積層出来ますが、今回は0.5mmを3枚使い、

あと残り0.5mm分はエポパテで埋めることにします。

この理由は後で説明します。

CIMG1125_convert_20111103202716.jpg

左からフロントアーマーの裏側、取り出したエポパテ、

エポパテガイドに切り出したプラ板です。

CIMG1151_convert_20111103203125.jpg

切り出したプラ板です。まずは3枚ほど。

切り出したプラ板に加工するラインを書き込みます。

CIMG1127_convert_20111103202751.jpg

均一幅のラインではなく2mmと1mm幅にしました。

この方が単調にならないかなぁと。

切り出したプラ板を加工していく訳ですが、細かい切り出しに私はこれを使います。

CIMG1132_convert_20111103202920.jpg


GSIクレオス Mr.ラインチゼル

スジ彫り用のツールですが、写真下のタガネと比較すると

①スジ彫りの際に線がそれやすい
②先端が鋭利すぎるため簡単に深く入りすぎてしまう

これらの理由から私的にはスジ彫りには向いていないと思います。(クレオスさんごめんなさい)

スジ彫りにはタガネです(きっぱり)。

ただ、②の理由から深く入りすぎるのを利用してパーツを切り離すのには向いています。

そうです。開口や切り出しには向いています。

私にとっては最高のツールです!!

先端の比較です。

CIMG1134_convert_20111103202945.jpg

両方とも0.15mmです。

CIMG1129_convert_20111103202820.jpg

タガネと比較すると先端がカギ状になっています。そしてかなり鋭利です。

この形状が深く彫る(開口する)のに最適です。

ただし、あまりに鋭利なので怪我には注意です。

あと、欠点としては替刃の交換がめんどくさい(かなり硬い)です。

もうひとつ、現在何mmのラインチゼルを使っているか表示がないので分からない。

クレオスさん、改善してくださ~い!!

そしてガイドテープにはこれを使います。

CIMG1131_convert_20111103202851.jpg

ダイモテープ透明

なぜ透明がいいかというと当然のことですが、貼っている部分も見えていた方が位置が決めやすいです。

今後ダイモテープ購入を考えてる方は透明を選択して下さい。

絶対おすすめです!!

これらを用いてプラ板の加工をします。

CIMG1142_convert_20111104190942.jpg

こんな感じでスジボリを入れるように切り出していきます。

切り出したものがこちら

CIMG1137_convert_20111104190805.jpg

切り出した内側が真っすぐではないので、やすりで削ります。

CIMG1138_convert_20111103203017.jpg

このような精密やすりが便利ですよ。

次にこれと加工していないプラ板を重ねてから加工した方の内側を

ペンでなぞり、ラインを写します。

CIMG1139_convert_20111104190844.jpg


ここから更に内側にラインを追加していきます。(幅1mm)

CIMG1140_convert_20111104190915.jpg

これを切り出したものがこちら

CIMG1146_convert_20111104191035.jpg

右から第1層目、第2層目、無加工の第3層目です。

この3枚を重ねた状態で流し込み接着剤で張り合わせます。

CIMG1148_convert_20111104191103.jpg

左が貼り合わせただけの状態、

右は貼り合わせた段の内側を0.2mmのタガネでスジ彫りしたものです。

スジ彫ることにより、より立体感が増すと思います。

これをアーマーにはめ込むとこんな感じです。

CIMG1144_convert_20111104191011.jpg

フロントアーマーの裏が完成しました~

CIMG1153_convert_20111104191236.jpg

ここまで2日以上かかちゃいました。

次はリアアーマー裏の加工です。

リアアーマー裏はよく見えるのでもう少し細かいディティールを目指します。

| HGUC ジムクゥエル | 22:06 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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